常に『if』を考える

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常に『if』を考える

On 6月 1, 2016, Posted by , In RUN,サハラマラソン,行動, With No Comments

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こんばんわ!パーソナルランニングコーチのREDです!

 

さて、

あっという間に6月に入りました!

これからほとんどマラソン大会がない時期に入りますね。

 

これからだんだん暑い季節になりますが、

継続して走り続けたいものです。

 

 

さて、

先日募集したランニングフォームのチェックイベントですが、

継続して募集しています!

 

これからの季節暑くなり、あまり走れなくなるので、

これを機会にランニングフォームを見なおしてみてはいかがでしょうか?

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

日時:6/4(土) 10:00-11:00
場所:大阪城公園噴水前
定員:5名
参加費:4,500円

(講義者のプロフィールはこちら↓↓)
http://red53108.com/

参加される方は、
参加ボタンをクリックを押すか、直接ご連絡ください!
当日は、着替えて会場にお越しください♬

お申し込みはこちらの参加ボタンをクリック↓↓

https://www.facebook.com/events/591484237697056/


 

 

■ さて、

今回はサハラマラソン日記第2回です!

まだまだスタートまで少し時間がかかりそうです(^^)

 

 

常に『if』を考える

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4/7 1:35 AM

日付けが変わって、深夜1時半。

長らくロビーで待ち続けているうちに、

妙にハイになってきた。

眠気は有難いことにあるが、

なぜか達成感がある。

今日を振り返って、「よくやった」と、

大したことをしていないのに、自分を評価している。

それでもまぁいい。

確実にサハラに近づいているのだから。

パリ行きのGATEが開き、

待ちに待った乗客たちは、ぞろぞろと、機内へと消えていった。

夜中に出る飛行機は他にはなく、

この飛行機を待つために、

何十人という人がロビーを徘徊しては、ベンチに座り、

ということを繰り返していた。

その反動だろうか、単に疲れていただけだろうか、

機内は静まり返っていた。

機内に流れるオーケストラだけが心地よく響き、

座席に座ったら、すぐに睡魔に襲われ、

意識を失った。

 

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4/7 5:24 AM

時間をフランス基準に変えた。

予想はしていたが、夜中の1時に目が覚めた。

時差があるので、仕方がないことだが、

もう少し寝て時差ボケを減らしたかったので、

ムリヤリに寝た。

次に起きたのは、1時間後。

そこから何度も寝たり起きたりを繰り返した。

 

4時過ぎに明かりが点く。

朝食のようだ。

フランスの4時は日本の11時(AM)だから、

もうかなり寝たことになる。

寝すぎたせいか、身体のダルさ感じていたが、

朝食を食べていると、妙に調子が良く感じた。

これも成長したということなのだろうか?

 

まだサハラのスタートまで3日もある。

長い。

せっかくなので、今日はパリを満喫することにする。

気負っても仕方がないし、

平常心を保つためには、

いつもどおり街をブラつくぐらいのほうがいいのかもしれない。

時間はたっぷりあるのだ。

焦ることはない。

 

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4/7 7:24 PM

外がまだ明るい。

明るさからすれば、日本の5時くらいだろうか。

少しは寒いが、動いていれば、大したことはない。

 

日中は市内を軽く走った。

日本人が滞在するホテルで、顔合わせに参加し、

少し情報交換をした。

その後、荒井さんの部屋に荷物を置かしてもらい、

同室の稲永さんが走るというので、

同行させてもらった。

 

パリの街は、あまり傾斜はないが、

登りも下りも、少し長い。

人もそんなに多くなく、走るにはちょうどいい。

結局、1.5Hパリ市内を走った。

パリは陽射しの温かさを感じさせた。

 

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4/7 10:40 PM

気づいたときには、9:40を時計は回っていた。

いきなり判断を迫られてしまった。

「行くか」「行かないか」

急になんのことだろう、と思うだろう。

自分でも確かな自信がないまま、確かな情報もないまま、

判断しなければならなかった。

時は一刻を争う事態だ。

「空港へ行くか、朝まで待って他の人とタクシーで行くか」

このまま動きたくない欲に駆られる。

現状維持が人間ラクだし、

予定が狂いそうになったことに、一瞬イラっとした。

 

また考える。

「このままここにいてタクシーに乗れるのか?」

「もうタクシーは手配済みで、自分が乗る席はないのでは?」

「またここで寝てしまっては、誰も気づかれず、放っていかれるのでは?」

そう考えると、「空港へ行くこと」を考え出した。

「確か、パリ市内から空港への最終便は11時頃だったはず。

まだ間に合う可能性はある」

「つーか、今ここでタクシーを捕まえれば、空港に行けるのではないか?」

そこまで考えて、すぐにホテルを出た。

 

外は風こそないが、空気は冷たく、ひんやりしていた。

タクシーを探す。車の多い車道は、少し距離があった。

トランクの重さにすぐに嫌気がさし、もう一つの方法を考える。

「そうだ。いけるところまで電車で行って、

ダメなら、そこでタクシーに乗ろう」

なんの根拠もないけれど、それがベストな方法だと思った。

 

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4/7 11:29 PM

何とかオルリー空港についた。

 

ホテルの最寄り駅に着いたときには、すでに電車は到着していたので、とにかく乗った。

乗ってから、ようやく行き先を地図で確認する。

乗り換えは必要だが、なんとか経路は確認できた。

 

パリの電車は、とにかく乗り換えが不便である。

行き先は丁寧に書かれているので、迷うことはないが、

階段ばかりでエレベーターがない。

重いトランクを引いていると、立ち止まって休みたくなるが、

そんな時間さえ惜しいように感じる。

 

パリの地下鉄は、不思議と暗さを感じなかった。

年齢が若い人が多いからか、ホームが日本よりも広いからか、

ただ単純に明かりがそう思わせているのか。

 

 

【編集記】

■ とにかくスタートするまでにも、4日間もかかる。

それがサハラマラソンなんです。

いろいろな大会にでるようになってからか、

「すべてが万事うまくいくなんて思わない」ようになりました。

それはサハラも同じで、

たとえ、万全の体制で臨めなかったとしても、

最大限の努力を行うために、

普段から、

「もし○○が起これば…」

と、シミュレーションしておくことが大事です。

 

日常生活の中でも、

あれやこれやと、頭の中で考えているだけで、

イザという時に、思考回路が繋がりやすくなる。行動に移しやすくなる。

のだと思います。

 

■ 今回のこの日記には書いていませんでしたが、

実は、パリに着いた時に、

必須装備のライターが抜かれていました!(°_°)

 

中国の入管に抜かれたようなのですが、

紙一枚だけ残していただけなので、

荷物をひっくり返して調べないといけなくなる、

という事態が起きました。

 

ライターを入管で回収されること自体は、

彼らの職務なので責めませんが、

「回収前に一言言う」や、

「『など』とか言わずにはっきりとライターと言う」

などの少しの配慮があってもいいはずです。

まぁ、それぐらいが中国のクオリティということなのでしょうが。

 

さすがに、入管でライターを取り上げられることは、

想定外でしたが、

最悪、パリ市内で買い揃えることも、

すぐに思いつきました。

(最終的には、他の参加者の方の予備を借りました)

 

どんな大会でも、

不測の事態は起こるものです。

これはRUNにかぎらず、どんなことでもそうでしょう。

それにいかに対処できるかー

 

普段からの心構えが現れるものですね、

 

今日はここまで。


[まとめ]

  • サハラマラソンのスタートまではまだまだかかる。
  • どんなことでも、「万事うまく行く」と安易に思い込まないこと。
  • 普段から、『if』を常に考えていることで、不測の事態にも対処できる。

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