『32nd day ー 誘われたら、「YES」という』

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『32nd day ー 誘われたら、「YES」という』

On 10月 16, 2014, Posted by , In 日本縦断, With No Comments

10:48 AM

昨夜は上田さんの家に泊まった。
洗濯も乾燥もできたので、衣服のほとんどを洗えた。
朝、コンビニまで歩いていると、道に迷った。
住宅地は入り組んでいて、一つ曲がり角を間違えると、
全然意図しないところにでてくる。
東京とは、自分が行きたい方向、目的がしっかりしていないと、
生きられない場所である。
昨日のゴールとなった中華料理店まで行ってからのスタートである。
わざわざそこまでいく必要はないかもしれないが、
スタートとゴール、ゴール地点はスタート地点と同じ。
自分で決めたルールである。
これを守るために、上田さんの家から15分ほど歩いて、
目黒の駅まで行った。

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今日は上田さんも一緒に走ることになった。
上田さんは普段走る人ではないので、僕のスピードがちょうどいいくらいらしい。
今日は左足の様子がどこかおかしい。
時折ふくらはぎに嫌な痛みが走るし、
筋もちょっと痛む。
東京はけっこう細かなアップダウンがあり、
足にも負担がかかり、少し苛立たせた。
1時間ほど上田さんとは一緒に走り、多摩川まで来た。
上田さんとはここで別れる。
もう神奈川とのボーダーである。
昨日と合わせても東京を5時間も走っていないのではないか?
東京は本当狭いところだ。
こんなところに何百万という人が住んでいるのだ。
走った時間は100時間以上、
人より牛の方が多かった北海道とは大違いだ。

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2時半ごろ横浜駅に到着。
近くにいた3人組みの中学生(?)に写真を撮ってもらった。
彼らは八王子から自転車で横浜まできたらしい。
でもこれから帰ると言うから、ぶらっと遊び半分で来たような感じだ。
彼らに「なにしているのか?」と聞かれたので、
ことの顛末を伝えると、驚いていた。
彼らは八王子からここまで自転車で50km。
僕はそれを毎日走っているのだから、驚くかww

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神奈川に入ってからは、ずっと緩やかなアップダウンが続いた。
日中の熱い時間は疲れもピークに達する。
特に横浜駅を越えてからは、
○○台と言ったように、丘のようになっている地域を通ったので、
勾配も急で、かなり堪えた。

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今日は、ベトナムで一緒に走っていたSS木さんに会うことになっていたが、
約束した場所までが遠く感じる。
走ってはいるが、スピードが上がらない。
ゆっくりでいいから、とにかく前に進もうと、
コツコツ走り続けていると、
前から手を振る人が現れた。SS木さんだ。
約束の時間をとっくに過ぎても来ないので、
ルートを遡って来てくれたのだ。
気持ちが折れそうになる中、走っていたので、
手を振る人がSS木さんだとわかった瞬間は、
嬉しさのあまり、足の痛みも忘れて走れた。
SS木さんに会って、伴走してもらった。
(これで、道に迷うこともないし、
引っ張ってもらえるので、楽になる。)
と、思っていたら、いい意味で期待を裏切られた。
SS木さんが普通に走るのと、
あまり変わらないペースで前を走り出したのである。笑
僕も「着いて行きます!」と言った手前、
意地でも着いて行くしかない。
必死で離されないように走ること、10数分あまり。
ようやくSS木さんは僕に気づいたらしく、
「ペース、大丈夫?」と声をかけてくれた。
そこからペースを少し落としてくれたが、
それでもけっこう早いペースだった。

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SS木さんのサービス精神はまだまだ続く。
次は「ちょっと景色の良いところまで行こうか?」
というのだ。

誘われたら「YES」というしかない。笑

SS木さんに続いて走っていると、道は坂になった。
そして坂は舗装されていない道に入り、
ハイキングコースに入った。
明らかにトレイルランである。
SS木さんはライトをつけたiPhone片手にどんどん進んでいく。
僕も足元に気をつけながら、必死に着いていく。
最後の最後に、こんな試練が待っていると思わなかった(^◇^;)

登ること15分ほど。
(もうやめてくれ…)
と、内心思っていると、ようやく頂上に着いた。
そこは六国見山といい、
これまで通って来た横浜や、
明日走るであろう鎌倉の市街地、
逗子や伊豆、晴れていれば富士山も見えるそうだ。
すでに夜だったが、街の灯りで遥か彼方の箱根も見えた気がした。

 

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その日はSS木さんの家に泊まった。
SS木さんは子供が3人いて、皆男の子である。
最初は照れてTVばかり見ていた次男と三男も、
次第に慣れて来て喋るようになって来た。
SS木さんも某ビール会社に勤めていることもあって、酒が強い。
最初はビールを開けたが、次第に赤ワインまで取り出して来た笑
SS木さんはどうしても鎌倉を案内したかったらしく、
ガイドブックまで取り出して、いろいろと教えてくれた。
子供達も「ぼくの勉強机を見てよ」と、やたらと絡んできた。
僕も酔っていたこともあり、10時までが限界だったが、
できるだけ、子供達の話を聞いた。
子供達は、僕の日本縦断にあまり興味がないようであったが笑、
彼らの記憶の中に、
「こんな人もいたな」というぐらいでも、
僕という存在が残れば幸いである。

 

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今日の移動距離:42km

累計:1533km
東京まで:あと499km

 

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