『39th day ー 苦肉の策』
10:24 AM
ブログを書いていると、出発が送れてしまった。
やはり書き溜めはよくない。
が、ネタが尽きてきているの事実。
こう毎日走っていると、
なに見ても目新しさを感じなくなる。
今日は曇り。
ミスト状の雨が降ってて、日本縦断するにはもってこいの天気だった。
2時間ほど走ったときだった。
いつものように信号待ちで荷物の緩みを点検し、
体にフィットするために紐を引っ張る。
紐を引っ張り、しっかり固定することによって、
荷物の揺れがなくなり、体への負担も減る。
このときも寝袋を固定する紐を引っ張ったときに、
「バチン」と嫌な音がした。
荷物を降ろしてみると、紐の留め金が割れたのだ。
最悪である。
これはどうやっても直せない。
一瞬にしてこの先の1000km弱の行程が重くのしかかる。
とは言っても、なんとか固定するしかない。
紐を無理矢理くくり、留め金がなくても滑り落ちないようにした。
これでどこまでもつのだろうか…?
3時ごろ、残り25kmというところまでくる。
休憩挟んで4.5時間、24kmだから悪くない。
本当は今日は35kmだけの予定であった。
しかし、明日の日程が68km、しかも関ヶ原越え、途中で宿泊する施設もない。
と言うように、かなりハードである。
明日のゴールに着いたときには、11時を超えているのではないだろうか。
こう言った状況から、本心ではないが、
苦肉の策を取ることにした。
それは、
「今日、名古屋を越えて10数キロ走り、明日の走る分を短かくしよう」
というものだ。
今日は短めなのでバランスを取る意味でもちょうどいい。
しかし、これはあくまでも苦肉の策だ。
というのも、これを行うと、
どうしても車に乗らないといけない。
今回も名古屋に知人がいるので、
上記のようなことが可能だが、本当は乗り物に乗りたくない。
なんとなくだが、あまりいい気がしないのだ。
が、今回だけは仕方ない。
そこから名古屋駅を経由し、稲沢市まで走った。
友人には6:30〜7:00につく、と伝えたので、
何がなんでも間に合わせるように走った。
足の痛みはあるけれど、さほど気にならなくなってきた。
もう麻痺しているのかもしれない。
結局、ゴールに着いたのは7時半前だった。
名古屋ではベトナム時代の多くの知り合いが集まってくれた。
その中でS藤さんのご実家で今日はお世話になる。
友人のS藤さんはベトナムで一緒に走った仲間だ。
と言っても、僕なんかよりも大先輩なので、
泊めていただいて至極恐縮である。
本当に有難い。
今日の移動距離:51km
累計:1877km
大阪まで165km
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