『18th day ー ありのままを曝け出す』
9:40 AM
今日は楽しんで走ることに切り替えた。
思えば、日本国内を旅行したことがない。
天気も良い。
青森はリンゴもたくさんなっている。
ピクニックのような気分だ。
今日はキロ何分を気にしないことにした。
どうせ時間はかかるのだから、
楽しんでいく方がいい。
山道に入る。
しばらく登り坂だ。
この道を昼や夕方通らなくてよかったと思う。
この坂を疲れた時間にとおると相当堪えただろう。
3時間で三戸を過ぎたところのコンビニに到着。
3時間で18kmだから、悪くない。
飯が飲むように食べれる。
弁当など瞬殺、あっという間だ。
今日は市街地を通ったこともあり、
各町のキャラクターが目についた。
例えば、
三戸は「11ぴきの猫」
金田一は、「座敷童」
など、それぞれに町をあげての特色をPRしている。
地方ではこういった観光が一つの産業なのだろう。
昨日まではそこまで自分に余裕がなかったので、
自分の調子の良さを改めて実感する。
1時過ぎ、
三戸の町を抜けるとすぐに急な坂になった。峠だ。
走る気もなくなるような急勾配の坂だ。
ここは大人しく歩く。
もう、山登りの一歩手前のような道だ。
道の両脇にはリンゴ畑が続く。
赤々と成った実もあれば、まだ黄緑の実もある。
見ていて飽きない。
ほんとうに手が届く位置にあるから思わず食べて見たくなる。
登り坂を越えると、林の間を行く道になり、涼しく気持ち良く走れた。
峠を下ってしばらく行くと、
看板を発見。
「出たっ‼︎岩手県!3つ目ッ!」
思わず拳をあげて叫んでしまった。笑
これからは県を一つづつ越えて行くのが達成感となっていくのだろう。
と、また少し行くと、今度は、
「仙台ーーーッ!!!!ψ(`∇´)ψ」
もうテンションあがりまくりである。
○○の都、仙台!(←忘れたww)
あと5日もあれば、仙台に着くのである。
待ち遠しいー( ´ ▽ ` )ノ
その後も峠を一つ越えたが、難なくクリア。
途中、トンネルがあったが、
歩道が広かったこともあり、命の危険は感じない。
むしろ、車がなかなか通らないから静寂の中を走るのは、不気味なくらいだった。
5時過ぎには、一戸の町に到着。
まだ高校生がクラブ活動をしているような時間だった。
今日の宿は、一戸駅のベンチ。
iPadの充電の残量が気になる。
明日は今回の旅のなかでも最高到達地点となるだろう、
中山峠をむかえる。
高さでいうと、467m。
ベトナムで登ったハイヴァン峠を思い出す。
思えばあのときも、
「100kmを単独で走るというバカな企画」を立てたものだ。
明日は雨らしくより一層気を引き締めていきたい。
さて、話は変わるが、
最近、まったく面識の無い方から応援・支援していただいたりする。
どこで、どのように、
僕のことを知っていただいたか、不明だが、
非常にありがたいことである。
普通、どこの誰かもわからぬ輩にお金を出すなどしないことだろう。
(少なくとも僕はしない)
にもかかわらず、
支援してくださる方がいるのは、
「ありのままの自分、良いも悪いも曝け出して、
ブログやFBに投稿しているから」
だと思う。
他に営業活動的なことをしていないのだから、
僕を「信用できる、お金を出してもいい人物」
として判断する材料が見当たらない。
もっとも、
自分の偽ったり、誇大表現して着飾るなど、
日々のランの疲れでできるわけがない。
朝起きて、寝るまで、精一杯なのだ。笑
今こうやって文章を書いているのも、
かなりギリギリのところで行っている。
(でも、今日は見知らぬ人への感謝の意を込めて書きたかった)
明日はどうなるか、わからない。
雨が降ってきました。
明日、無事に目的地へ。
そして仙台、東京へ辿り着くことを自分に期待する。
今日の移動距離:42km
累計:894km
東京まで:あと584km
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