『41st day ー 息を吸うかのように無意識に走る』
10:05
弟の家を出発する。
弟は顔だしNGということで、表札だけ。
一般的にいっても少ない名字の表札がここ米原に一つある。
今日も快晴。昨日は暑かったが、
今日は琵琶湖が近いだけあってか、風が吹き、そこまで暑くない。
弟に教えてもらったベルロードという2号線の道を通る。
昨日走っていた8号線は車通りが多いとのこと。
こういう情報は非常に助かる。
一時間もしないうちに、彦根城に着いた。
ウルトラマンショー並みに時間帯ベースで現れるという彦ニャンには残念ながら会えず。
今日は「琵琶湖の周りを100km歩く」という大会が行われているらしい。
彦根の周りではたくさんのウォーカーの人達を見た。
少し話をしたが、僕は先を行くので走る。
なぜか俄然やる気が出て、集中して走れた。
2時ごろ、安土に入った辺りから片側一車線の道の歩道が狭くなった。
これぐらいなら、いつものことなのでどーってことないが、
車が僕を避けて通ってくれない。
人いおうがいまいが、車線そのままに走っていく。
通学路だってお構いなしだ。
「滋賀は事故がNO.1」と聞いていたので、それも納得できる。
ブログを読んでいる方はお気づきだろうが、
時間の経過が極端に飛ぶときがある。
なぜか?
答えは簡単、走っているからだ。
毎日走るようになってからというもの、
本当に寝ても覚めても走り続けている。
だから時間が飛んでいるのは、その間は走っていて書くことがないからだ。
走ることとは、単純に、
「一歩踏み出せば、反対の足もそれに引きつられて前に出る。
またそれに引きつられて反対の足が前に出る。」
それの繰り返しだ。
ある程度流れに身を任せるようになると、
意識せずとも走れるようになる。
まるで息を吸うかのように無意識に走れるのだ。
もちろん、そのためにはフォームが重要なのだが。
この理屈で走ると、タイムの遅い早いは別として、
だれでもフルマラソンぐらいなら走れると僕は思っている。
あとは気持ちの問題ぐらいか。
この日も、ただただ走る時間が昼過ぎから7時ごろまで続いた。
ゴール手前の近江大橋は琵琶湖にかかる端というだけあって、
長く最後の最後で気持ちを砕かれた。
今日の移動距離:57km
累計:1989km
大阪まで57km
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