『9th day ー 待っている人がいる。こんなに嬉しいことはない。』

Home  >>  日本縦断  >>  『9th day ー 待っている人がいる。こんなに嬉しいことはない。』

『9th day ー 待っている人がいる。こんなに嬉しいことはない。』

On 9月 23, 2014, Posted by , In 日本縦断, With No Comments

8:25 AM

足の調子はまぁまぁ。6km/hぐらいのペースで走る。
今日はきっと12時間コースになる。
長い道のりだ。

平岸高台公園に着く。
ここは水曜どうでしょう⁉︎の聖地。
この企画の根源ともなった番組の発祥の地。
なんとしても、訪れなければ。
同じようにここを訪れた京都から来た人と記念撮影する。
いい思い出となった。

image

しばらく行くと、コンビニの前に立っていた人から声をかけられ、
ポカリをもらった。見知らぬ人に、こういった好意を受けるのは非常に嬉しい。

 

10時前、
36号線に入る。
道は真っ直ぐで迷うことはないが、
緩やかなアップダウンが続く。。進まない。

 

12時過ぎ、前方から歩いて来る人を見つけた。
それも一人二人、ポツポツと歩いて来る。

よく見ると、胸にゼッケンらしいものを付けている。
年配の方が多い。
その中の数人のおばちゃんに声をかけると、
北広島から30km歩くという会だそうだ。
僕とは、趣旨が違うし、方向も逆だが、
負けず嫌いのせいか、少しやる気になって走る。
おばちゃんに日本縦断していると、伝えると、
すぐに、キャラメルと塩入りのタマゴをくれた。
すぐに飴をくれる様は、大阪のおばちゃんを思い出させた。

image
1時半ごろ、
もう少しで恵庭、そして昼食、という時だった。
道で草刈りをしているというおばちゃんに声をかけられた。

「北海道はどう?」という話から、

「調査は順調?」
「SPか?皇室の人か?官僚の人か?」
と、思いもよらぬ質問を投げかけられた。
「一般人の格好して、北海道を調査してるんじゃないか?」
となにか小説めいたことを想像しているようだ。
いくら「普通の人です。」と答えても、
「素性を空かせないのはわかるけど…」と、信じてくれない。笑

その間、彼女はずっと喋り続けている。

話が切れたら行こうと思ったが、なかなか切れない汗

image
なんだかんだで、30分ぐらいあーだこーだと、
過去のエピソードを聞かされて足止めしたので、
昼食はコンビニのカレーにして時間を省略した。

 

 

昼飯を食べ終えて、3時前。
ここまでで、28km。6時間半かけてまだ半分も来ていないのである。
今日はやばい。残り37kmもある。
もうちんたらしている場合ではない。
そこからは必死に走った。
ひたすら黙々と走り、一時間に一回少し休憩をいれるくらいだ。
6時半ごろ、残り19km。
そろそろ限界が近いてきた。
今日は本当にキツイ。
道は峠に差し掛かり、暗い中、無理やり足を進める。
今日はベトナム時代の友人、アッキーの実家に泊めさせてもらうことになっていた。
本来ならば、野宿のはずだったので、
非常にありがたい申し出だった。
そんな彼が待っていてくれるのだから、
なんとしても行かなければならない。
もう足の筋肉が張っている。つらい。
負の感情が湧き上がってくるのを堪え、
何度も自らに気合い入れて走り出す。
あと◯km、、、とGoogleMAPで確かめながら、
「アッキーが待っている…」
その一心で進み、
9時半過ぎ、ようやく苫小牧の駅に到着。
ゴールである。
もう限界、歩くのでさえ、困難であった。

 

image

アッキーとは、少し迷ったが、無事に会えた。
早速、彼の実家に案内され、荷物を置き、
温泉と食事をしに行った。
彼と会うのは、実に3年半か、4年ぶりである。
当時の人たちの話や、今のベトナムの変わり様を話していると、
懐かしかった。
そして、僕はなによりも、
こうして、日本で会えたことに感謝した。
彼が待っていてくれたから、
走ることができた。
もし誰も待っていなかったら、途中で諦めて野宿していたと思う。
本当に、待っていてくれる人がいる。
これほど嬉しいことはない。

image

今日の移動距離:65km

累計:466km
北海道を抜けるまで:あと234km

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)