外に求めるのではなく、内に求める
どーも。パーソナルランニングコーチのREDです!
■今日は久々にNさんと今週末のRUNの打ち合わせ。
少しの合間、走れない期間があったようですが、
今では、しっかりと走れるだけの体が出来上がっているようです!
Nさん、今週末にご一緒できるのを楽しみにしています!
■さて、
先日、まだランニングを始めて、間もない人とお話する機会がありました。
そこからのブログです。
外に求めるのではなく、内に求める
■その人曰く、
「30分も走っていると、飽きてきて長く続かない」
というのです。
これは私にとって驚きであり、そういった感情になる人がいることを学びました。
しかし、ランナーが置かれいる状況を考えれば、
「飽きてくる」というのは、ごく自然な感覚なのかもしれません。
■普通、
人が走るコースというのは、
ある程度の直線やぐるぐる廻る周回コースなど、
見通しが良かったり、決められたコースを走るもの。
急激に視界が変わるはずもありません。
(むしろ、目くるめく視界に入るものが変わるようなコース《例えば、迷路のような》だと、
集中できないし、思う存分に走れないでしょう)
視界に入るものが見慣れた風景になると、
自然と、目(脳)が慣れてくるので、飽きてしまうのでしょう。
それはある意味、仕方がないものでもあります。
■余談ですが、
Vertical Runという競技があります。
これは、その名の通り、ビルの階段を一気に垂直に駆け上がるというもの。
ご存知の通り、ビルは構造上、階段が一箇所に集約しており、
タラップ間での段数は、あっても10段。
10段駆け上れば、180度方向転換し、また10段駆け上がる。
これの繰り返し。
正直、この競技は脚力を競い合っているものの、
三半規管の発達度合いを競い合っている、と言ってもいいでしょう笑
これは確かに変化に富んでいて飽きないでしょうが、、、やりたいですか?
■さて、話をRUNに戻して。
現実的に、走るコースを毎回変えていくのにも、限界があり、
いずれは、目(脳)の慣れが訪れるでしょう。
これを回避する方法はありません。
練習を積めば積むほど、当然意識の中に景色が刷り込まれてゆくので、
どうすることもできません。
■こればかりは、小手先の技術でどうこうなるものではなく、
「目の向ける先」
しいては、
「気持ちを向ける先」の問題なのです。
外にばかり変化や進歩を求めても、何も変わりません。
よく言う自分探しは、結局は自分の内面と向き合うことであるように、
向けるべきは、己の内側。内面に目を向けて、自分自身と対話する。
これがRUNの一番素晴らしい点であり、本当に贅沢な時間なのです。
これを経験したことのない人は、
「RUNの素晴らしさの半分も味わえていない」
と言ってもいいでしょう。
「飽きる」というのは、
RUNの一番素晴らしい没頭・没入するその前哨戦として存在する感覚なのかもしれません。
今日はこのへんで。
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