外に求めるのではなく、内に求める

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外に求めるのではなく、内に求める

On 10月 15, 2015, Posted by , In RUN, With No Comments

外に求めるのではなく、内側に求める

どーも。パーソナルランニングコーチのREDです!

 

■今日は久々にNさんと今週末のRUNの打ち合わせ。

少しの合間、走れない期間があったようですが、

今では、しっかりと走れるだけの体が出来上がっているようです!

Nさん、今週末にご一緒できるのを楽しみにしています!

 

 

■さて、

先日、まだランニングを始めて、間もない人とお話する機会がありました。

そこからのブログです。

 

 

外に求めるのではなく、内に求める

■その人曰く、

「30分も走っていると、飽きてきて長く続かない」

というのです。

 

これは私にとって驚きであり、そういった感情になる人がいることを学びました。

 

しかし、ランナーが置かれいる状況を考えれば、

「飽きてくる」というのは、ごく自然な感覚なのかもしれません。

 

 

■普通、

人が走るコースというのは、

ある程度の直線やぐるぐる廻る周回コースなど、

見通しが良かったり、決められたコースを走るもの。

 

急激に視界が変わるはずもありません。

(むしろ、目くるめく視界に入るものが変わるようなコース《例えば、迷路のような》だと、

集中できないし、思う存分に走れないでしょう)

 

視界に入るものが見慣れた風景になると、

自然と、目(脳)が慣れてくるので、飽きてしまうのでしょう。

それはある意味、仕方がないものでもあります。

 

 

 

■余談ですが、

Vertical Runという競技があります。

これは、その名の通り、ビルの階段を一気に垂直に駆け上がるというもの。

ご存知の通り、ビルは構造上、階段が一箇所に集約しており、

タラップ間での段数は、あっても10段。

10段駆け上れば、180度方向転換し、また10段駆け上がる。

これの繰り返し。

正直、この競技は脚力を競い合っているものの、

三半規管の発達度合いを競い合っている、と言ってもいいでしょう笑

これは確かに変化に富んでいて飽きないでしょうが、、、やりたいですか?

 

 

■さて、話をRUNに戻して。

現実的に、走るコースを毎回変えていくのにも、限界があり、

いずれは、目(脳)の慣れが訪れるでしょう。

 

これを回避する方法はありません。

練習を積めば積むほど、当然意識の中に景色が刷り込まれてゆくので、

どうすることもできません。

 

 

■こればかりは、小手先の技術でどうこうなるものではなく、

「目の向ける先」

しいては、

「気持ちを向ける先」の問題なのです。

 

 

外にばかり変化や進歩を求めても、何も変わりません。

 

よく言う自分探しは、結局は自分の内面と向き合うことであるように、

 

向けるべきは、己の内側。内面に目を向けて、自分自身と対話する。

これがRUNの一番素晴らしい点であり、本当に贅沢な時間なのです。

 

これを経験したことのない人は、

「RUNの素晴らしさの半分も味わえていない」

と言ってもいいでしょう。

 

「飽きる」というのは、

RUNの一番素晴らしい没頭・没入するその前哨戦として存在する感覚なのかもしれません。

 

今日はこのへんで。

 継続RUN197日目

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