今日、何があったか。
こんばんわ。パーソナルランニングコーチのREDです!
久方ぶりの更新ですね!!
気づけば、来年へのカウントダウンが迫ってきました。
今年のRUN生活はどうでしたか?
私は、というと、今年はまずまずといったところでしょうか。
サハラマラソンを完走できたことが一番の出来事ですが、
今年は、自分の可能性を確かめることができた一年でした。
ウルトラマラソンは去年より20分弱短くでき、
フルマラソンはサブ3.25達成。
ハーフも1時間半切り。
今年、サブ10やサブ3を狙っていませんでしたが、十分その可能性を感じる一年でした。
また、
昨年の末から始めた子供向けのランニングクラスも有難いことに好評で、
もうすぐ2桁の人数になりそうなところまできています。
これも将来に可能性を感じられる事業になりました。
まだ来年の目標ははっきりと決めていませんが、
現状の芽を育みつつ、また新たな種を巻いていきたいと考えています。
さて、本日の本文は、まったく違った角度でブログを書こうとおもいます。
詳しくは本文で。
今日、何があったか。
■ 先日、『アルジャーノンに花束を』を読みました。
www.amazon.co.jp/dp/4151101012
ただただ、泣きました。
電車の中で読んでいて、涙が止まらなくなり、
最後まで読み終えた後も、ホームのベンチに座って最後の一節を読み返して泣いていました。
本当に良い本だと思います。
「良い本で、とても感動した」
それだけじゃなくて、
「いろいろなことを忘れたくないな」、と思いました。
■ ここに出てくる主人公、チャーリー・ブラウンは架空の人物だけれど、
物語の終盤、退化していく記憶や感情の中で、それでもそれに抗おうとします。
読み書きさえままならない状態になっても、賢くなりたいと願う。
(賢いときの自分さえも忘れてしまっているのようだけれど)
幾つになっても学ぶ姿勢、成長したいと願う姿勢はつねに持っていたいと思います。
◾️ 物語は経過報告という形で、主人公の主観に沿って進んでいくのですが、
ときどき日にちは空くけれど、鮮明に感情や考えが書かれています。
感覚的なことも多く、表現によっては理解しづらいこともありましたが、
それでも文章とし残しているのは立派だと思いました。
(小説だからそうしなければ成り立たないのですが)
■ 翻って、
『自分のしたこと、見たこと、経験したことをどれだけ覚えているか』
いざ、それを誰か聞かれたら、
全然覚えていないし、応えられる自信もありません。
多少は覚えていても、直近の印象が強かったことだけでしょうし、
それさえも1ヶ月後に覚えていられるか、は自信持って言えないでしょう。
それは当たり前と言えば、当たり前ですが、
それってすごく悲しいことのように思います。
■ 主人公・チャーリーは、古い記憶も新しい記憶も、
日々、多数の記憶を失い、感情さえも後退していく中で、読み書きさえできなくなり、
自分が書いたであろう文章でさえも読めなくなってく。
それでも賢くなりたいと願い、ひたすら本を辞書を引いて読もうとする。
自分が過去にしたことやそこにいたことを忘れるのは、とてもツライことだと思います。
■ 僕で言えば、
例えば、一週間前に自分がどのように走ったか。
タイムや距離だけじゃない、そのときに考えたことや経験したこと。
毎日、同じコースを走っていても、何かしら感じることはあるはずです。
でもそれを何かしらの形で残さないと、なにも跡に残らないのではないか。
走った事実でさえ消えて無くなるのではないか。
現に、毎日走っているけれど、随分と記憶から抜け落ちていることはあるし、
その時の感情までは思い出せない。
断片的な記録でしか残っていないし、
そんな数行で表せられるような陳腐な出来事であったはずではないのです。
少なくとも、僕にとってのRUNはそのような位置にいません。
その一瞬一瞬は二度と訪れることはない時間、
走るというたった2文字に込められたモーメントは、
もっと言語化などをして表現すべきなんです。
だって、そんな軽薄な時間じゃないでしょ?
■ ということで、
今月に入ってから、非公開ながらブログを書いています。
ブログと言うより、雑記に近いですが、
それでも、何も残らないよりかは十分にマシなので。
光陰矢のごとし。
うかうかしていたら、自分が望まぬ未来が訪れてしまうのではないか。
そう思うと、日々の記録を取ると同時に、
将来に向けた行動ができているかもしっかり見ていきたいものです。
今日はここまで。
[まとめ]
- 一週間前にどのように走り、何を考え、何をしたのか。毎日同じコースを走っていても何かしら感じることはあるはずです。
- その一瞬一瞬は二度と訪れることのないとき。出来る限りそのときを将来に残したい。
- 光陰矢のごとし。うかうかしていたら、自分が望まぬ未来が訪れてしまう。その前に未来に向けた行動をしっかりするように心がけたい。
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