自分自身が挑戦する背中を見せなければ、人は付いてこない
こんばんわ!パーソナルランニングコーチのREDです!
今日は、3ヶ月間のパーソナルコーチを務めさせていただきました
脳科学者である武永さんから嬉しいご感想を頂いたので、
ご紹介します!
過去にないほど、長文であったため、
ブログ本文と合わせると、2倍のボリュームになってしまいました(嬉)
ここからー
私は子どもの頃から運動は好きでしたが、仕事に就いてからはめっきり体を動かさなくなっていました。
あるとき、ひょんなことからマラソンにチャレンジすることに。
ランニングの練習をするも、膝を酷く痛めてしまい、エントリーしていたフルマラソン出場を諦めました。
しばらくランニングを休みましたが、やっぱりフルマラソンに出てみたくてランニングを再開。
徐々に距離を伸ばします。
しかし、週末に10kmを走っては膝を少し痛め、少しよくなったところで、また次の週末に10km、の繰り返し。
ランニングを楽しむというより辛い状況でした。
そんな中、赤山コーチの指導に出会います。
何せ、日本最北端から九州最南端まで、1日平均50kmのペースで日本縦断されたスゴい方。
さぞかしイカツイお方、と思われるかもしれませんが、とても温厚な方です。
「実績」と「お人柄」で迷わず連絡させていただきました。
最初はピンポイントのレッスンを考えていたのですが、
習慣化しないと意味がないと思い、3ヶ月のランニング習慣化コースでお願いしました。
コーチングの基本的な流れは、
週イチで、一週間分のランニングレポート(日にち、距離、タイム)を赤山コーチに連絡してフィードバックを頂く。
月イチで、実地での実技指導。
これを3ヶ月続けました。
実際のコーチングに入る前に、ヒアリングがありました。
1時間以上かけて、私の身体面、仕事・生活面、ランニングの様子、ランニングとどう付き合いたいかなど、
詳細に把握していただきました。
ただ走るということだけでなく、
いろいろな側面からの総合的な判断でランニングプランを立てていただけたのが、まず良かったと思います。
そのときいただいたアドバイスが、以下の4点。
- 週の中で走る頻度を多くする
- 1回ではなく、週や月での走行距離を伸ばす
- 一定のスピードを保つ
- タイムは気にせず楽しむ
実地での実技指導まで2、3週間、アドバイスに従って走ってみました。
以前は週末に10km走って膝を痛めていましたが、
それより短い6kmを、途中で休まないでもよいスピードで走りました。
心地よいペースなので、リラックスして走れます。
痛めた膝に若干の違和感はありましたが、走った後は膝を冷やすように心掛けました。
1回目の技術指導では、徹底的なフォームのチェックをしていただきました。
ランニングに関する本を読んだり、動画を見たりして、ある程度は自分で分かっていたつもりなのですが、
やはり、プロに見ていただくと違いますね。
正しいフォームをしっかり体に叩き込みました。
フォームチェックと5km程度の併走で、合わせて1時間くらいです。
翌月の実技指導に向けて、毎日のランニングは欠かせません。
教えていただいたフォームで距離を積み重ねます。
そう言えば、ランニングのデータを記録するのに、JogNoteを教えてもらっていました。
走っているときのデータはスマホのRunkeeperを使っていますが、
そのデータで距離とタイムを入力するだけで、平均ペースが自動計算されるだけでなく、
累積距離がグラフで表示されるのが達成感があって嬉しいですね。
2回目の実技指導。
筋肉も少し付いて来たところで、心肺機能を高めるため、
短距離のダッシュや、雨の日に部屋でできるトレーニングを教えていただきました。
ランニングの途中でダッシュを入れると、後で走れなくなるので、
その日のランニングの終盤にスピードを上げてみました。
気付いたら、膝の痛みもほとんどなくなっていてビックリ。
そして、3回目の実技指導。
タイムも上がって、筋肉も付いて来たので、
高速フォームへ若干の修正と、筋力をさらに付けるための坂道ダッシュの具体的な練習方法を伝授していただきました。
赤山コーチのご指導のお陰で、ほぼ毎日6kmを走る習慣がつきました。
しかも、膝の痛みが全くなくなりました。
ふくらはぎが少し太くなったのも実感。
この調子でランニングを続けて、いつかはフルマラソン完走を果たしたいと思います。
赤山コーチの特徴は、型にはまったトレーニング理論をインストールされたのではなく、
日本縦断でご自身の体でまさに体得されたランニング理論であるということ。
それから、温厚なお人柄ですね。
全く角を感じさせない温かい雰囲気は、打ち解けやすく率直な気持ちでお話できます。
さらに、ランナーの指導をされるのと平行して、
ご自身がよりハイレベルな大会に挑戦し続けておられる姿勢から、
自分も頑張らねばという気持ちになります。
赤山コーチは、ランニング以外でも多様な経歴をお持ちで、いろいろな刺激を受けられます。
ということで、赤山コーチのランニング指導を、絶賛、お勧めいたします!
脳科学者・武永様
ーここまで
武永さん、ありがとうございます!
武永さんが、私の説明が必要ないほど細かく書いていただきましたが、
短期のフォームチェックもいいですが、
数カ月にわたってサポートさせていただく、ランニング習慣化コースをお勧めしています。
そのほうが、微調整や練習度合いの修整もできるため、
よりその人に合ったご提案ができます。
ご興味がある人は是非!
自分自身が挑戦する背中を見せなければ、人は付いてこない
■ 武永さんのご感想にも書いていただきましたが、
私自身もコーチという身分でありながら、
「自分自身も高い目標にチャレンジし続けること」を常に意識しています。
なぜなら、
マラソンというスポーツは、あくまでも個人の努力に寄るところなので、
個人の自助努力が肝心です。
ですが、何もしていない私が、人に
「頑張ってもっと長い距離を走ってください。」
「もっと走る回数を増やしてください。」
と言っても、
「その言葉に説得力がないのではないか」
と、考えるからです。
いくら私が口酸っぱく言っても、
相手から見れば、
「お前、口だけじゃん」
と見えるから、説得力がないと思います。
それに、
だれかに強制されて走るのではなく、
自分自身で「走りたい!」と思って走っていただくのが一番ですからね。
だからこそ、
私自身も、
「高い目標を掲げ、努力することによって、日々その背中を見せて語っている」ようにしているのです。
ちなみに、私は、
2016年に掲げた最初の目標の「サハラマラソン完走」のために、
2月・3月は、怒涛の大会ラッシュと山篭りを計画しています。
単純に大会に参加するだけでなく、
荷物を背負って、それなりの速さで走るつもりです。
ですので、結構なハードルを自分に課しているつもりです汗
■ たとえ、いくら実績があっても、
「私自身が魅力的でなければ、人も付いてこない」
と、私は考えます。
また、
自分自身の在りたい姿として、
「コーチやトレーナーという立場であっても、
実績の上に座って、ふんぞり返るような人物でありたくない。」
と思っています。
(実績を評価してくれるのは非常に嬉しいですが)
だからこそ、自分自身も高い目標を掲げ、
自分で自分を叱咤激励するようにしているのです。
■ そのための方法として、
よく、「紙に目標を書いて、壁に貼りましょう」と言われることもありますが、
受験生のようにも聞こえるかもしれませんが、
それも効果的です。
書いた目標がいつも視野に入るから、
自分で自分を律することができます。
これは、どのようなことでも同じです。
ただ単に「美しくあること」と紙に書いて、壁に貼るだけでも、
意識がそこに向きます。
私の場合、
サハラマラソン完走やUTMF・UTMBなどがそれに当たります。
■「自分が今できないけれど、頑張れば出来る。頑張りたい。」
「こうなりたい、あぁなりたい」
そう思えることを、紙に書き、壁に貼ります。
それと同時に、
自分がダメな方向に行きそうなこともはっきりさせておくことをお勧めします。
例えば、
ネットサーフィンしたり、Youtubeみたり、ゲームしたり、
など、
それが自分にとってプラスでないことがわかっているなら、
その行動に陥りそうになったときに、
壁に書いた目標が、自分を本来進みたい道に戻してくれます。
私も、その誘惑に駆られそうなときは、
壁の目標と、ダメな方向に進むの行動を紙に書いて張って、それを見て、
毎日自分を躾けるようにしています。
■ もっとも、
これらをシステム化するのもひとつです。
例えば、
誘惑に駆られそうになったときのために、
アクセスブロックを掛けておくことも一つの方法です。
ネット関係だったら、比較的簡単にページにブロックは掛けられますし、
それ以外のところでも、
自らにペナルティを科すなどの方法を取ることも(辛いですが汗)出来ると思います。
悲しいですが、
私たちは、意志が弱く、システムに頼らざるをえないこともありますし、
システムにさえあれば、安定した結果を出すことができるのです。
■ と、ここまでいろいろと工夫できることを述べてきましたが、
どれも、
「自分の在りたい姿やチャレンジする背中を身を持って呈するため」の方法です。
ひとつひとつは大きなことではないですが、
どれもモチベーションが下がらないため、やる気を維持するための方法です。
当然、合う合わないがあると思いますが、
これにかぎらず、
システムを持っていることの有用性は皆さん実感しているのではないでしょうか。
例えば、
「9時から仕事が始まるから、8時に電車に乗らなければならない」
→会社員としての職を維持するためのシステム
みたいな感じで。
話が拡がってきましたので、今日はこのへんで。
[まとめ]
-
人に「がんばってください」というだけでなく、自分自身もチャレンジする背中を見せることで、人は付いて来る
-
目標を書いたり、減らしたい行動を書いて壁に貼ることも有効
-
意志の弱い人間は、システムがサポートしてくれるし、システムがあるから安定した成果が出る。
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