常に『if』を考える
こんばんわ!パーソナルランニングコーチのREDです!
さて、
あっという間に6月に入りました!
これからほとんどマラソン大会がない時期に入りますね。
これからだんだん暑い季節になりますが、
継続して走り続けたいものです。
さて、
先日募集したランニングフォームのチェックイベントですが、
継続して募集しています!
これからの季節暑くなり、あまり走れなくなるので、
これを機会にランニングフォームを見なおしてみてはいかがでしょうか?
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
日時:6/4(土) 10:00-11:00
場所:大阪城公園噴水前
定員:5名
参加費:4,500円
(講義者のプロフィールはこちら↓↓)
http://red53108.com/
参加される方は、
参加ボタンをクリックを押すか、直接ご連絡ください!
当日は、着替えて会場にお越しください♬
お申し込みはこちらの参加ボタンをクリック↓↓
https://www.facebook.com/events/591484237697056/
■ さて、
今回はサハラマラソン日記第2回です!
まだまだスタートまで少し時間がかかりそうです(^^)
常に『if』を考える
4/7 1:35 AM
日付けが変わって、深夜1時半。
長らくロビーで待ち続けているうちに、
妙にハイになってきた。
眠気は有難いことにあるが、
なぜか達成感がある。
今日を振り返って、「よくやった」と、
大したことをしていないのに、自分を評価している。
それでもまぁいい。
確実にサハラに近づいているのだから。
パリ行きのGATEが開き、
待ちに待った乗客たちは、ぞろぞろと、機内へと消えていった。
夜中に出る飛行機は他にはなく、
この飛行機を待つために、
何十人という人がロビーを徘徊しては、ベンチに座り、
ということを繰り返していた。
その反動だろうか、単に疲れていただけだろうか、
機内は静まり返っていた。
機内に流れるオーケストラだけが心地よく響き、
座席に座ったら、すぐに睡魔に襲われ、
意識を失った。
4/7 5:24 AM
時間をフランス基準に変えた。
予想はしていたが、夜中の1時に目が覚めた。
時差があるので、仕方がないことだが、
もう少し寝て時差ボケを減らしたかったので、
ムリヤリに寝た。
次に起きたのは、1時間後。
そこから何度も寝たり起きたりを繰り返した。
4時過ぎに明かりが点く。
朝食のようだ。
フランスの4時は日本の11時(AM)だから、
もうかなり寝たことになる。
寝すぎたせいか、身体のダルさ感じていたが、
朝食を食べていると、妙に調子が良く感じた。
これも成長したということなのだろうか?
まだサハラのスタートまで3日もある。
長い。
せっかくなので、今日はパリを満喫することにする。
気負っても仕方がないし、
平常心を保つためには、
いつもどおり街をブラつくぐらいのほうがいいのかもしれない。
時間はたっぷりあるのだ。
焦ることはない。
4/7 7:24 PM
外がまだ明るい。
明るさからすれば、日本の5時くらいだろうか。
少しは寒いが、動いていれば、大したことはない。
日中は市内を軽く走った。
日本人が滞在するホテルで、顔合わせに参加し、
少し情報交換をした。
その後、荒井さんの部屋に荷物を置かしてもらい、
同室の稲永さんが走るというので、
同行させてもらった。
パリの街は、あまり傾斜はないが、
登りも下りも、少し長い。
人もそんなに多くなく、走るにはちょうどいい。
結局、1.5Hパリ市内を走った。
パリは陽射しの温かさを感じさせた。
4/7 10:40 PM
気づいたときには、9:40を時計は回っていた。
いきなり判断を迫られてしまった。
「行くか」「行かないか」
急になんのことだろう、と思うだろう。
自分でも確かな自信がないまま、確かな情報もないまま、
判断しなければならなかった。
時は一刻を争う事態だ。
「空港へ行くか、朝まで待って他の人とタクシーで行くか」
このまま動きたくない欲に駆られる。
現状維持が人間ラクだし、
予定が狂いそうになったことに、一瞬イラっとした。
また考える。
「このままここにいてタクシーに乗れるのか?」
「もうタクシーは手配済みで、自分が乗る席はないのでは?」
「またここで寝てしまっては、誰も気づかれず、放っていかれるのでは?」
そう考えると、「空港へ行くこと」を考え出した。
「確か、パリ市内から空港への最終便は11時頃だったはず。
まだ間に合う可能性はある」
「つーか、今ここでタクシーを捕まえれば、空港に行けるのではないか?」
そこまで考えて、すぐにホテルを出た。
外は風こそないが、空気は冷たく、ひんやりしていた。
タクシーを探す。車の多い車道は、少し距離があった。
トランクの重さにすぐに嫌気がさし、もう一つの方法を考える。
「そうだ。いけるところまで電車で行って、
ダメなら、そこでタクシーに乗ろう」
なんの根拠もないけれど、それがベストな方法だと思った。
4/7 11:29 PM
何とかオルリー空港についた。
ホテルの最寄り駅に着いたときには、すでに電車は到着していたので、とにかく乗った。
乗ってから、ようやく行き先を地図で確認する。
乗り換えは必要だが、なんとか経路は確認できた。
パリの電車は、とにかく乗り換えが不便である。
行き先は丁寧に書かれているので、迷うことはないが、
階段ばかりでエレベーターがない。
重いトランクを引いていると、立ち止まって休みたくなるが、
そんな時間さえ惜しいように感じる。
パリの地下鉄は、不思議と暗さを感じなかった。
年齢が若い人が多いからか、ホームが日本よりも広いからか、
ただ単純に明かりがそう思わせているのか。
【編集記】
■ とにかくスタートするまでにも、4日間もかかる。
それがサハラマラソンなんです。
いろいろな大会にでるようになってからか、
「すべてが万事うまくいくなんて思わない」ようになりました。
それはサハラも同じで、
たとえ、万全の体制で臨めなかったとしても、
最大限の努力を行うために、
普段から、
「もし○○が起これば…」
と、シミュレーションしておくことが大事です。
日常生活の中でも、
あれやこれやと、頭の中で考えているだけで、
イザという時に、思考回路が繋がりやすくなる。行動に移しやすくなる。
のだと思います。
■ 今回のこの日記には書いていませんでしたが、
実は、パリに着いた時に、
必須装備のライターが抜かれていました!(°_°)
中国の入管に抜かれたようなのですが、
紙一枚だけ残していただけなので、
荷物をひっくり返して調べないといけなくなる、
という事態が起きました。
ライターを入管で回収されること自体は、
彼らの職務なので責めませんが、
「回収前に一言言う」や、
「『など』とか言わずにはっきりとライターと言う」
などの少しの配慮があってもいいはずです。
まぁ、それぐらいが中国のクオリティということなのでしょうが。
さすがに、入管でライターを取り上げられることは、
想定外でしたが、
最悪、パリ市内で買い揃えることも、
すぐに思いつきました。
(最終的には、他の参加者の方の予備を借りました)
どんな大会でも、
不測の事態は起こるものです。
これはRUNにかぎらず、どんなことでもそうでしょう。
それにいかに対処できるかー
普段からの心構えが現れるものですね、
今日はここまで。
[まとめ]
- サハラマラソンのスタートまではまだまだかかる。
- どんなことでも、「万事うまく行く」と安易に思い込まないこと。
- 普段から、『if』を常に考えていることで、不測の事態にも対処できる。
日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)