目の前にあるものを、 『壁と捉えるか』、『ハードルと捉えるか』、 で、人の成長度合いが異なる
こんばんわ!パーソナルランニングコーチのREDです!
昨日から急に暖かくなりましたね!
と言っても、
この暖かさも今週末までみたいなんで、
またすぐに寒い日が続きそうです(*_*)
と言っている間に、
2月も中盤。
今の時期の頑張りが、
3月〜5月の大会に反映されるので、
積極的に走ることをお勧めします!
個人的には、サハラも控えていますし(^q^)
目の前にあるものを、 『壁と捉えるか』、『ハードルと捉えるか』、 で、人の成長度合いが異なる
■ 最近、山に行っててよく思うのが、
「目の前にあるものを、
『壁と捉えるか』、『ハードルと捉えるか』、
で、人の成長度合いが異なる」
と思うのです。
■ 山に行けば、次々と『壁』は現れます。
ひとつの山を越えても、まだその先には山が見えます。
そのために改善しなければならないことが見え、
そのために強化しないといけないところも見えます。
大抵、その山はそう高くないけれど、
今より頑張らなければ、超えられない山がほとんどです。
関西の山で例えて恐縮ですが、
二上山を越えれば、岩橋山がその先に見え、
岩橋山を越えれば、葛城山がその先に見え、
葛城山を越えれば、金剛山がその先に見えます。
それぞれの山はそんなに高くないけれど、
「今より頑張らねば、越えられない山」です。
でも、
「無理じゃないと思えるほどの山」です。
ですから、
「それにチャレンジしよう」と言う気持ちが湧いてきます。
このように、
山では常々、前向きな気持が湧いてくるものです。
そして、
これは走ること全般でも言い換えることができます。
山のようにリアルな物体ではなくても、
自分で目標を『壁』と捉え、
それに向けてチャレンジする人ほど、成長するものです。
むしろ、リアルな物体ではないほうが、
自分で目標を設定できるため、無限に設定することができます。
言い換えれば、
「壁を自分の中にある」のです。
■ 目の前のものを
「ハードルと捉える人」は、
このようには行きません。
ここでいうハードルとは、
「誰かが決めたもの」
「世間一般的な基準」
といってもいいと思います。
「それをクリアすれば、認められる」
「ある一定の評価が得られる」
そういったものです。
「ハードルと捉えている人」は、
あまり走ることが長続きしません。
「とりあえず、マラソン走るからにはサブ4達成したい」
というように、
「それなりに」という程度で、満足してしまいます。
いや、
「他者からそれなりに評価されること」を目的にしているので、
それ以上しようとしないのです。
(なんと、もったいない…(*_*))
■ 前者と後者では、
前者・「壁として目の前にある目標を捉えている人」ほうが、
人の成長度合いは高いように感じます。
それは、
「満足感の違い」
とでも言いましょうか。
ほかのだれかの基準に身を置くのではなく、
「自分自身が満足するかどうか」であるため、
他からの評価に左右されることはありません。
タイムや順位がどうこう、ではなく、
「自分がその結果に対して、どう感じるか」
という主観で判断しています。
■ また、
その時々の状況によって、判断の基準が異なるため、
結果に対する満足の度合いも変わってきます。
たとえば、
「自己ベストより10分遅い結果が出た」
としても、
「体調が悪い中で、そもそも結果は期待できない」
と、自分で判断すれば、その結果で満足します。
走る前に、
「今回の目標(壁)は、
体調が悪いから自己ベストより5分タイムにしよう」
と決めていれば、
十分少し不満が残るかもしれないですし、
走る前に、
「今回の目標(壁)は、体調が悪いから完走できれば十分」
と決めていれば、
大いに満足するでしょう。
■ どちらも、単純に
「フルマラソンの基準=サブ4」
など、世間一般的な評価基準で捉えているのではなく、
その時々の状況によって、自分自身で評価基準が変わるのが、
「目の前にあるものを壁として捉えている人」の特徴です。
「壁として捉えている」人は、
これを大会のときにだけ起こるのではなく、
練習でも自分で課題を見つけて改善やチャレンジができる人です。
社会人でよく言われるように、
「言われたことだけやる人=ハードルと捉えている人」
と
■ ここでひとつ注意しないといけないことがあります。
それは、
だれでも良いときと悪いときの波があるので、
一つの結果で一喜一憂しないことです。
毎度毎度、結果を評価して、自分自身の評価がブレる、
のではなく、
定期的に走った記録を平均するなどして、評価するのが良いです。
個人的には、1ヶ月単位で評価する、といったぐあいに、
ある程度期間の幅を持たせて、俯瞰してみるほうが良いと思います。
「一回早く走れた!」だけでは、たまたまかもしれませんので、
「コンスタントに結果を出してこそ、真の実力」
と評価するほうが正しいでしょう。
これは、
大会の結果でも同じことが言えます。
大会の場合は、もっと長いスパン(例えば3ヶ月とか1年など)で、
結果を捉え、評価するほうが実力に近い、と評価できます。
■ 話は少し脱線しましたが、
やはり、
自目の前にるものを壁と捉えられる人のほうが伸びます。
自分で壁を決めるから、モチベーションがキープしやすいのですし、
悪いときでも、悪いときなりに自分で壁を設定できます。
さて、
あなたの目の前にあるのは「ハードル」ですか?
それとも、「壁」ですか?
一度、目標に対する視点を変えてみてはいかがでしょうか?
今日はこのへんで。
[まとめ]
-
目の前の目標を壁と捉えるか、ハードルと捉えるかで、人の成長度合いも変わる。
-
壁と捉える人は、自分で課題を決めてチャレンジするが、ハードルと捉える人は他者からの評価が目的であり、それ以上チャレンジしようとしない。
-
社会人で言えば、自分で課題を見つけられる人か、言われたことだけする人か。
-
その成長度合いの差は明らかである。
日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)