サハラは喜怒哀楽を凝縮した結晶
こんばんわ!パーソナルランニングコーチのREDです!
いきなりですが、
個人的に、今日は新たな門出、スタートの日となります。
「何が?」
と、聞かれると、少し困るのですが、
とにかく新たなスタートを切った一日でした。
自分に貢献できそうなことも見えてきたので、
出来る限りの貢献をし、
なおかつ勉強して活かせていければと思います。
(まったく抽象的でスイマセン。。。)
サハラは喜怒哀楽を凝縮した結晶
■ ここ数日書かせていただいているサハラマラソンは、
40℃以上の気温のなか、
重い荷物を背負い、250km、7日間にも渡って走るというレースです。
そんな過酷なレースだからこそ、様々なドラマが起こります。
■ 「怒」
サハラマラソンは、その名のとおり、
アフリカのサハラ砂漠で行われるため、
そのあまりの暑さに憤慨し、「サハラのバカ!」と怒りたくなるときもあります。
それに加えて、
暑さだけでもタイガイなのに、
コースはどこまで行っても「砂、砂、砂、の砂丘地獄」汗
「これ越えたら、もう終わりだろう」と、思って、
砂丘の頂上まで達すると、
そこには、また砂山が延々と続いており、
「ホンマ、これいつ終わるねん⁉︎」
と言いたくなります。
(そして、実際に何度も口にします。笑)
実際に砂山の連続を目の前にすると、
自分で望んできたことだとわかっていても、
「ほんまもうやめて欲しい(泣)」
と、心から思うことでしょう。笑
といっても、
進むしか解決方法はなく、
ただただ祈りや望みを掛けて、次の砂山の頂上を目指すしかありません。
よく言えば、
「自然との戦い」ですが、
それは「傍観者の目」であり、
当事者は、
キムタクもびっくりの「ちょ!待てよ!」の連続なのです汗
■ 「哀」
そんなコースや環境下ゆえに、リタイアする人が毎年でてきます。
(リタイヤした人には申し訳ないですが)
そのほとんどの原因は、事前準備に原因があるのですが、
そうとはわかりつつも、
砂漠と毎日戦い、必死に毎日ゴール目指して走っている仲間が、リタイアする姿をみるのは、
本当に辛く、悲しいことです。
リタイヤした周りのそこにいるすべての者が、
自分たちが置かれている環境が過酷だったり、
進みたくても進めない状況、
リタイヤせざるを得ない状況を理解できるので、
同情の念が絶えません。
私自身もリタイアしたことがあることもあり、
その悔しさは人一倍感じています。
ほんとうは悲しい出来事はない方がいいに決まっています。
だれもが悲しみから遠ざかりたいものです。
私もそう思います。
だからこそ、
こういった方を出さないためにも、
私がサハラマラソンでの経験をもとにサポートすることで、
リタイヤという最悪の事態を避けることができれば、と思い立ったのです。
■ 「喜」
そんな過酷なレースだからこそ、
そのぶん、完走した時の感慨深さ、感動、喜びも計り知れません!
どんなマラソンでもゴールしたときは嬉しいですが、
長い月日をかけて準備し、厳しい環境を乗り越えて、
切ったゴールテープへの一歩は、他のどんな一歩よりも記憶に残る一歩となります。
私が思うに、
「記憶に残ること」というのは、
『頻度』 x 『インパクト』
だと思います。
サハラマラソンへのインパクトは、
言わずもがな、「最強の非日常」でインパクトは絶大です笑
頻度においても、
7日間というレースの期間に加え、
そこに至るまでの準備期間、トレーニングの期間、人によっては費用をコツコツ貯めた期間など、
ゆうに半年は時間をかけるものなので、
頻度も「最頻出」と言っていいでしょう。
それまでの努力が報われる。
それまでの努力した記憶が報われる。
それが「サハラマラソンのゴール」なのです。
嬉しくないわけがありません。
ほとんどの人が喜びの感情を露わにしますし、
ゴールして、泣き崩れる人もいます。
(私も実際にゴールしたあとはずっと泣いていました。^_−☆)
■ 「楽」
こういった経験をすると、その感動が忘れられないがゆえに、
何度も何度も参加するリピーターが多いのもサハラマラソンの特徴です。
なかには、20回以上も大会に出ている日本人女性もいます。
(ほんと、どんな生活したらそんなことできるのか知りたい!)
私自身も、
今でもサハラマラソンを思い出すと、楽しい思い出しかありません。
広大な自然や非日常の素晴らしさもさることながら、
サハラマラソンを完走して、
「もっと自分がやれるだろう期待」や可能性を感じずにいられません。
リピーターが参加する理由は様々ですが、
思い出は美化される?のか、
サハラマラソンに年々、また参加する人が絶えないのです。
(で、また砂地獄で文句を言うのですがw)
また、
今でも、サハラの仲間がときどき集まっては、当時のことを語り合います。
そういった場所でつながれた仲間も、サハラマラソンならではの縁なのではないでしょうか。
また機会があれば、
サハラの仲間をご紹介したいと思います。
■ このように、
サハラマラソンは喜怒哀楽を凝縮した結晶でもあります。
喜怒哀楽ーーー
それは繰り返される日常の生活のなかで、
忘れていたことではないでしょうか。
日常というのは、平凡な毎日の繰り返しです。
刺激的なジェットコースターみたいな生活をしている人もいるでしょうが、
そういうひとはごく少数でしょう。
サハラマラソンは、先の投稿でも書きましたように、
かかる時間や費用や労力はとてつもないものです。
でもその反面、
そこまでしてでも代えがたい「なにか」があるのも事実です。
それはやった人でしかわからないことですが、
やれば、病みつきになることでもあります。
私の使命の一つでもある、「サハラマラソンの魅力を伝えること」を
少しでもブログを通じてお伝えできれば、と思いますが、
どなたか来年のサハラに出てみませんか?笑
まだ申込みは間に合いますよーww
今日はここまで。
[まとめ]
- サハラマラソンは気温40℃以上のなか、7日間も荷物を背負って走らないといけない。それゆえに、喜怒哀楽のドラマがある。
- 「記憶に残ること」というのは、「頻度」 x 「インパクト」。サハラマラソンはそのどちらも兼ね備えている。
- サハラマラソンは費用や労力、時間など多大なるものを要するが、それでもやってみた人でしかわからないものがある。
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本日の走行距離:12.0km
今日現在の総距離:185.0km
目標の500kmまで、315.0km
今日は、涼しくなったので、
もうひとっ走りしてこようと思います。
「走りたい!」と、思う感情はすごく大事にしています。
サハラマラソンや日本縦断で、
「走れないことを経験したから」かもしれませんね。
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