サハラは喜怒哀楽を凝縮した結晶

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サハラは喜怒哀楽を凝縮した結晶

On 9月 11, 2017, Posted by , In RUN,ご縁,サハラマラソン,, With No Comments

こんばんわ!パーソナルランニングコーチのREDです!

 

いきなりですが、

個人的に、今日は新たな門出、スタートの日となります。

 

「何が?」

と、聞かれると、少し困るのですが、

とにかく新たなスタートを切った一日でした。

 

 

自分に貢献できそうなことも見えてきたので、

出来る限りの貢献をし、

なおかつ勉強して活かせていければと思います。

(まったく抽象的でスイマセン。。。)

 

 

 

サハラは喜怒哀楽を凝縮した結晶

■ ここ数日書かせていただいているサハラマラソンは、

40℃以上の気温のなか、

重い荷物を背負い、250km、7日間にも渡って走るというレースです。

 

そんな過酷なレースだからこそ、様々なドラマが起こります。

 

 

「怒」

 

サハラマラソンは、その名のとおり、

アフリカのサハラ砂漠で行われるため、

そのあまりの暑さに憤慨し、「サハラのバカ!」と怒りたくなるときもあります。

 

それに加えて、

暑さだけでもタイガイなのに、

コースはどこまで行っても「砂、砂、砂、の砂丘地獄」

 

「これ越えたら、もう終わりだろう」と、思って、

砂丘の頂上まで達すると、

そこには、また砂山が延々と続いており、

「ホンマ、これいつ終わるねん⁉︎」

と言いたくなります。

(そして、実際に何度も口にします。笑)

 

 

実際に砂山の連続を目の前にすると、

自分で望んできたことだとわかっていても、

「ほんまもうやめて欲しい(泣)」

と、心から思うことでしょう。笑

 

 

 

といっても、

進むしか解決方法はなく、

ただただ祈りや望みを掛けて、次の砂山の頂上を目指すしかありません。

 

 

よく言えば、

「自然との戦い」ですが、

それは「傍観者の目」であり、

 

当事者は、

キムタクもびっくりの「ちょ!待てよ!」の連続なのです汗

 

 

「哀」

そんなコースや環境下ゆえに、リタイアする人が毎年でてきます。

 

(リタイヤした人には申し訳ないですが)

そのほとんどの原因は、事前準備に原因があるのですが、

 

そうとはわかりつつも、

砂漠と毎日戦い、必死に毎日ゴール目指して走っている仲間が、リタイアする姿をみるのは、

本当に辛く、悲しいことです。

 

リタイヤした周りのそこにいるすべての者が、

自分たちが置かれている環境が過酷だったり、

進みたくても進めない状況、

リタイヤせざるを得ない状況を理解できるので、

同情の念が絶えません。

 

 

私自身もリタイアしたことがあることもあり、

その悔しさは人一倍感じています。

 

ほんとうは悲しい出来事はない方がいいに決まっています。

だれもが悲しみから遠ざかりたいものです。

私もそう思います。

 

だからこそ、

こういった方を出さないためにも、

私がサハラマラソンでの経験をもとにサポートすることで、

リタイヤという最悪の事態を避けることができれば、と思い立ったのです。

 

 

「喜」

そんな過酷なレースだからこそ、

そのぶん、完走した時の感慨深さ、感動、喜びも計り知れません!

 

どんなマラソンでもゴールしたときは嬉しいですが、

長い月日をかけて準備し、厳しい環境を乗り越えて、

切ったゴールテープへの一歩は、他のどんな一歩よりも記憶に残る一歩となります。

 

私が思うに、

「記憶に残ること」というのは、

『頻度』 x 『インパクト』

だと思います。

 

サハラマラソンへのインパクトは、

言わずもがな、「最強の非日常」でインパクトは絶大です

 

頻度においても、

7日間というレースの期間に加え、

そこに至るまでの準備期間、トレーニングの期間、人によっては費用をコツコツ貯めた期間など、

ゆうに半年は時間をかけるものなので、

頻度も「最頻出」と言っていいでしょう。

 

それまでの努力が報われる。

それまでの努力した記憶が報われる。

 

それが「サハラマラソンのゴール」なのです。

嬉しくないわけがありません。

 

ほとんどの人が喜びの感情を露わにしますし、

ゴールして、泣き崩れる人もいます。

(私も実際にゴールしたあとはずっと泣いていました。^_−☆)

 

 

 

「楽」

こういった経験をすると、その感動が忘れられないがゆえに、

何度も何度も参加するリピーターが多いのもサハラマラソンの特徴です。

 

なかには、20回以上も大会に出ている日本人女性もいます。

(ほんと、どんな生活したらそんなことできるのか知りたい!)

 

私自身も、

今でもサハラマラソンを思い出すと、楽しい思い出しかありません。

広大な自然や非日常の素晴らしさもさることながら、

サハラマラソンを完走して、

「もっと自分がやれるだろう期待」や可能性を感じずにいられません。

 

 

リピーターが参加する理由は様々ですが、

思い出は美化される?のか、

サハラマラソンに年々、また参加する人が絶えないのです。

(で、また砂地獄で文句を言うのですがw)

 

 

 

また、

今でも、サハラの仲間がときどき集まっては、当時のことを語り合います。

そういった場所でつながれた仲間も、サハラマラソンならではの縁なのではないでしょうか。

 

また機会があれば、

サハラの仲間をご紹介したいと思います。

 

 

■ このように、

サハラマラソンは喜怒哀楽を凝縮した結晶でもあります。

 

喜怒哀楽ーーー

それは繰り返される日常の生活のなかで、

忘れていたことではないでしょうか。

 

日常というのは、平凡な毎日の繰り返しです。

刺激的なジェットコースターみたいな生活をしている人もいるでしょうが、

そういうひとはごく少数でしょう。

 

サハラマラソンは、先の投稿でも書きましたように、

かかる時間や費用や労力はとてつもないものです。

 

でもその反面、

そこまでしてでも代えがたい「なにか」があるのも事実です。

 

それはやった人でしかわからないことですが、

やれば、病みつきになることでもあります。

 

私の使命の一つでもある、「サハラマラソンの魅力を伝えること」を

少しでもブログを通じてお伝えできれば、と思いますが、

どなたか来年のサハラに出てみませんか?笑

まだ申込みは間に合いますよーww

 

 

 

今日はここまで。


[まとめ]

  • サハラマラソンは気温40℃以上のなか、7日間も荷物を背負って走らないといけない。それゆえに、喜怒哀楽のドラマがある。
  • 「記憶に残ること」というのは、「頻度」 x 「インパクト」。サハラマラソンはそのどちらも兼ね備えている。
  • サハラマラソンは費用や労力、時間など多大なるものを要するが、それでもやってみた人でしかわからないものがある。

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本日の走行距離:12.0km

今日現在の総距離:185.0km

目標の500kmまで、315.0km

 

 

今日は、涼しくなったので、

もうひとっ走りしてこようと思います。

 

「走りたい!」と、思う感情はすごく大事にしています。

サハラマラソンや日本縦断で、

「走れないことを経験したから」かもしれませんね。

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