リスクにどれだけ臨場感を持たせられるか

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リスクにどれだけ臨場感を持たせられるか

おはようございます。

パーソナルランニングコーチのREDです。

 

■ 今朝は8kmほど走りました。

 

いきなり「走りました」なんて言うと、

不謹慎のように思えるかもしれませんが、

「こういうときだからこそ、

平常心、平常時と同じように事を為すべきだ」

と、個人的には思います。

 

幸い、ネットやテレビを見る限り、大きな混乱もないように思いますが、

心中、穏やかではない人も多いと思います。

 

私自身は、至って平然としている(それでも思うところはあり、後述しますが)ので、

ほぼ日常に、いつも通りに戻りつつあるのですが、

 

殊更、騒ぎ立てるのは、

二次災害、三次災害(目に見えない心的なものも含めて)を引き起こす恐れがあるので、

まずは自分自身から平常心に戻るべきではないかと考えます。

 

 

だから、ではありませんが、

いつもの朝RUNは継続して走ります。

それが「私の日常」ですから。

 

 

■ さて、昨日は朝、大きな地震が起こりました。

 

私自身は、揺れを感じたのは一度だけで、

そんなに大したことになると思わなかったのですが、

その後、丸一日、関西の至る所でその余波が出ました。

 

私が、一番衝撃だったのが、

「交通インフラの弱さ」

です。

 

昨日、関西のあらゆる電車が止まりました。

それも一時停止、ではなく、長期停止を余儀なくされ、

たくさんの人が徒歩や自転車で通勤していました。

 

たった一度の揺れで(結果的におおきな地震は一度きりで済んだのは不幸中の幸いですが)

丸一日、交通インフラが麻痺する。

 

この光景に驚きを隠せませんでした。

 

また、私の住んでいる地域は影響はありませんでしたが、

ガスや水道が止まった地域もあったと思います。

 

こういったことにどれだけ真剣に向き合ってきたか。

どれだけ真剣に考えてきたか。

 

恥ずかしながら、皆無に等しかったと認めざるを得ません。

 

 

■ 言訳ではありませんが、

私は、地震とは縁遠い生活を送ってきました。

 

阪神大震災のときは、東京に住んでいたし、

東北大震災のときは、ベトナムにいました。

 

その時のことで覚えているのは、

「どこか遠くの国の出来事」

というくらいで、

地震のこと、自身によって引き起こされること、を、

自分ごとと捉えることはできませんでした。

 

それも仕方がないことと思います。

 

なぜなら、

「当事者になってみないとわからないこと」

「起こってみないと、その重要さを実感できないこと」

というのが、この類いのことだからです。

 

よく言う、

「いつまでもあると思うな親と金」は、

このことを言い表わした言葉ではないでしょうか。

 

 

起こらないであろうことが起こる。

リスク(危険)が本当に起こる。

臨場感を持って、そう思えたときに、人はようやく行動を起こすのかもしれません。

 

 

■ 奇しくも、

ここ数日、お伝えしている「ケガ」についても同じことが言え、

今は丈夫でも、

「いつか怪我すること」を念頭に置き、備え、予防することが大事です。

 

これもまた、怪我してからしか実感できない悲しさはありますが、

一度でも、ケガで走れない歯がゆさや悔しさを実感すると、

「ケガに対処することがどれだけ大事なことか」

と、当事者意識が持てます。

 

 

■ 起こらないであろうということでも、

「万が一」を考え、

そのリスクにしっかりと対処する。

 

「起こらないであろう」ではなく、

「予め起こるであろう」と、言うことを念頭に置き、

前もって対処する。

 

こういったことを身をもって体感した地震でした。

 

今日はここまで。

 

 

 


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本日の走行距離:8.7km

今日現在の総距離:202.4km

目標の600kmまで、397.6km

 

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